ダンス掲示板

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垂直に立つこと - 管理人

2017/03/26 (Sun) 10:31:28

改めて「垂直に立って踊る」ことの意味を考えてみたいと思います。
逆に、競技会やパーティを観て、垂直に立っていない例を挙げてみると、次のようなものがあります。
・フォックストロットのフェザー・フィニッシュおよびその後のスリー・ステップに多く見られるのですが、後ろにそっくり返って踊ってしまうもの
・連続スピンの際に見受けられるのが、両脇が弱いために、左右に傾きながら(=折れながら)踊るもの
・PPから出る際に、前につんのめって(=突っ込みがちに)踊るもの
・スピンと同様、ピボットの際に、きちんと片足に体重を乗せずに、前後左右に傾きながら踊るもの
・スウェイは、本来傾いているのですが、バランス的には、支え足の真上に頭が乗っています。内側の脇を弱めると、腰が横に出て、頭が内側に倒れた形で踊ってしまいがちです。

まだまだ、いろんな例があるのでしょうが、共通して言えることは、体重を乗せた支え足の真上に頭を乗せずに踊っているということです。
頭を常に支え足の真上に乗せて踊るようにするだけで、バランスもシルエットもムーブメントも断然良くなると思います。

Re: 垂直に立つこと - 管理人

2017/03/27 (Mon) 00:49:35

なぜ、真っすぐに立てないのかを考えてみましょう。
本人が、そうでない方が格好いいと考えているという心理的なものがありそうです。
たとえば、バック・バランスで踊る心理ですが、おそらく、本人にとっては、居心地のいいバランスなのだと思います。女性が後ろに反っているのと同様、自分も後ろに反って、大きく見せようとしているのではないでしょうか。また、おなかを前に出して踊るのも、開放的なのだと思います。が、ダンスはそう甘いものではありません。ある程度、窮屈さを我慢するくらいの節制は必要です。
スピンやピボットでバランスが崩れてしまう人の共通点は、脇(ボディ・サイド)のテンションが弱いということです。回転は、自由気ままにできるわけではなく、内側の脇の筋肉を上手に緊張させて、コントロールされたバランスで行わなくてはなりません。気を抜くということが命取りです。完全に脱力してしまってはダメなのです。
スウェイのコントロールは、結構難しいことのように感じます。これは、年季を積む必要がありそうです。

Re: 垂直に立つこと - 管理人

2017/03/27 (Mon) 07:17:00

垂直に立つには、何に気を付けたらよいでしょうか。
踊りの間中、おなかのコンタクトを離さないということが大切です。おなかのコンタクトが離れてしまうということは、コンタクトを維持できない事情があるからです。たとえば、後退の際におなかのコンタクトが離れてしまうとしたら、バック・バランスで後退しようとしているからかもしれません。女性が前進してくるのを待てずに、自分が先に後退してしまっているのです。
前進でも後退でも、垂直に立って踊るための一つのアイデアとして、ロング・コンタクトで踊るという方法があります。すなわち、おなかだけでなく、おなかから胸までの長いコンタクトを維持して踊るという方法です。注意しないといけないのは、相手にもたれかかって踊るというわけではないということです。ロング・コンタクトのお互いが押し合う圧力は、ほんのちょっとでいいのです。慣れないと窮屈で踊りにくいかもしれませんが、一度ロング・コンタクトで踊ることを是非お試しください。

Re: 垂直に立つこと - tama

2017/04/01 (Sat) 18:22:08

管理人さん

管理人さんが言われている「垂直に立つ」ないし「まっすぐに立つ」というのは、ボルテクのポイズの説明の中の「真っすぐな姿勢で立つ」のことではないですよね?

普通の日本語ならば、「垂直に立つ」ないし「まっすぐに立つ」というのは、フロアに対して直角に立つ、言うならば「気をつけの姿勢」といった意味になると思います。

しかし、ボルテクでは、それにさらに説明を付け加えています。

多分、管理人さんが言われている「垂直に立つ」ないし「まっすぐに立つ」というのは、単に「気をつけの姿勢」のことではなくて、このボルテクのポイズ全体のことをおっしゃっていると理解していますが、それでよろしいですね。

<<垂直に立つには、何に気を付けたらよいでしょうか。
踊りの間中、おなかのコンタクトを離さないということが大切です。>>


この件に関して、「ビル&ボビー・アービンのダンス・テクニック」で、貴重なアドバイスをしています。

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引用はじめ

■ スタンダード種目の男女の足の距離(38ページ)

コンタクトして踊っている時、男女の足の距離は非常に重要で、15㎝を目安に離れて立ちます。私達の足の上に立った垂直なラインがライズ・アンド・フォールしている時に変化することは自然なことですが、そのライズの時もロアーの時も体重はわずかに前の方にかかりますから、そのために、二人の間にスペースを空けておくことが必要なのです。このスペースは、脚部を自由にスイングするためにも必要です。従って、二人の足が適切な距離を保って離れているように注意を払うことがとても重要になるのです。


■ 自分の足に立つ(139ページ)

女性が真っ先にやるべきことは、自分の足でバランスをとることです。やさしいことに聞こえますが、実は、そうでもありません。なぜなら、脚に立つだけではなく、男性からの様々なアクションがバランスを崩す原因となるからです。もちろん、女性自身がフリー・サイドを必要以上にストレッチし過ぎたり、スタンディング・フットから外れるところにヘッドを持って行ったりして、自らオフバランスを招くこともあります。バランスを取る上で、ヘッドの位置が自分の動きの中に収まっているということは非常に重要なことなのですが、多くの女性は、競技会でよく見えるようにするためには、ヘッドを大きく使い、ネックラインを長く使わなければならないと考えがちです。しかし、真実を無視した所には、何もありません。いついかなる時にも、ヘッドはスタンディング・フットの上でバランスを取っていなければならないのです。

■ スタンダード種目の前進・後退のリード(128ページ)

前進の動きに関するリード&フォローには次の3段階があります。

[段階1]
取り合っている手、そして相手に触れているもう一方の手にはごく自然なトーン(張り)があります。この手を使い(手のみで)、男性は女性に後退の動きを次のようにして伝えます。男性は自分の手を前方にゆるめてトーンを減らすのです。もちろん、手を前に出すのは、目には見えない、ごくわずかな程度です。

[段階2]
段階1での男性のリードに応えて、女性は自分の中心を動かし始めるのですが、このような表現もできます。「最初におへそを後退させます。そして男性のセンターが出てこられるスペースを作るのです」と。女性は自分の足の上から離れていってはいけません。それをしてしまうと、自分でタイミングを取り、男性からリードを奪うようなものです。

[段階3]
段階2で女性が後退し始め、男性が動きが起こさないとすると、二人の間にギャップが生じます。そのギャップが見てわかるほどにならないうちに、男性はそのギャップを埋めにかかります(この動きはリアクションになります)。

男性後退の動きに関するリード&フォローには次の2段階があります。

<段階1>
最初におへその部分が後退を始めます。その間、両手を含むその他の体の部分は同じ所にとどまっています。

<段階2>
段階1の男性の動き始めを受け、女性は自分のセンターを男性のセンターの動きについて行き、コンタクトを失わないようにします。

要約すると、男性であれ女性であれ、前進の動きをする人がコンタクトを保つ責任を持ちます。次章「女性の役割」の中でもリードに関することがいろいろ出ていますので、そちらも参考にしてください。

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引用終り



余談ですが、この「真っすぐな姿勢で立つ」という言葉は、説明を抽象化しすぎた持って回った言い回しのように思いますので、私はできるだけ使わないようにしています。

なぜなら、その言葉からは、ダンスの場合に具体的にはどのような姿勢をとるべきなのかという情報を削ってしまっているからです。

Re: 垂直に立つこと - 管理人

2017/04/02 (Sun) 01:21:20

tamaさん

ビル・アービンの解説の引用、有難うございます。
アービンは、コンタクトを保つ責任は、前進者にあると言っていますが、私は、少し違うかなと思っています。

もちろん、前進者は、足だけで出ようとせずに、ボディ全体で出て行かないといけないため、その意味では、コンタクトを保つ責任の一端があるのは間違いありません。
しかし、後退者は、もっと重い責任を負っていると思います。というのは、壁を作るという責任です。後退者は、上にも書きましたが、コンタクトを離して、自分勝手に後退するという自由があります。こうなると、前進者は、後退者が勝手に後退しないようにホールドで後退者を拘束しなくてはならないことになります。
そうではなく、後退者が壁を作ってくれると、前進者は、ボディでその壁を押しながら前進することができるのです。
壁というのは、おなかのコンタクトで前進者を軽く押し返す力のことです。この力がなくなると、コンタクトが離れてしまいます。前進者が足だけで出てこようとしたら、後退者は、その場に踏みとどまるのです。ボディが前進してきて、始めて後退します。後退者の責任は、重いと思います。

Re: 垂直に立つこと - tama

2017/04/05 (Wed) 07:06:32

管理人さん


後退者もボディコンタクトを保つための責任を共有すべきだということには同感です。

ただ、「壁を作る」という言い方だけでは、どの程度の抵抗力を持たせるのが適切かという目安がないように思います。

そのためかどうかわかりませんが、後退するとき、過度に抵抗する女性が時々いらっしゃいます。そのため大きく動くことができません。

もともと、ボディコンタクトを離してしまうクセのある後退者は、上体を後ろに倒しすぎているため後退のとき頭がヒールよりはみ出てしまうとか、ボールからヒールへのフットロールのコントロールができていないためにヒールをすぐに下ろしてしまうような、まず直すべき欠点があります。

これらを直せば、結果として適度な抵抗力を保ったボディコンタクトが達成できるのであって、「壁をつくる」という言い方をする必要はないと思います。









Re: 垂直に立つこと - 管理人

2017/04/05 (Wed) 09:44:30

tamaさん

後退する時、抵抗されて、大きく動けないことがあるんですね。
その方の抵抗の仕方によるのかもしれませんが、私としては、抵抗して欲しいのです。
腕で力ずくで押してきても、きっぱりと断り、ボディがきちんと出てきて、始めて、後退して欲しいのです。
決して、tamaさんが、腕で押して大きく動こうとしていると言っているわけではありません。あしからず。

Re: 垂直に立つこと - tama

2017/04/05 (Wed) 11:16:39

管理人さん


<<腕で力ずくで押してきても、きっぱりと断り、ボディがきちんと出てきて、始めて、後退して欲しいのです。>>

いままで私が経験した抵抗が大きい女性というのは、ボディで押しても抵抗が大きいです(苦笑)。



<<決して、tamaさんが、腕で押して大きく動こうとしていると言っているわけではありません。あしからず。>>

そういうようには曲解していませんよ(笑)。

わたしは、基本的にはボディでリードをするほうが好きですし、腕で押すようなリードはしないようにしています。


ただ、私は身長が177センチくらいありますので、楽にボディコンタクトできるのは160センチくらいまでの女性です。

それ以上低いと、ワルツやフォックストロットなどでは、やむを得ず、ボディコンタクトせずにホールドのフレームで踊ることも多々あります。





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