タンゴ笑い話

1：管理人 :
2024/04/27 (Sat) 07:31:40: 昔は、リバテクでダンスを勉強する人ばかりだったので、間違った解釈が横行していました。

１．斜に構えて立つ

「壁に面して立ち、左へ１／８回転させる」。
これが難解だったのです。
おそらく、日本人的発想にない表現だったのでしょう。
私は、足とボディを１／８ずらすよう教えられ、長いことタンゴは、「斜に構えて踊る」ものだと信じていました。
確かに、ＣＢＭＰ、サイド・リーディングは、１／８ずれていますよね。

２．腰を落とせ

昔は皆、タンゴと言えば、椅子に腰掛けるようにひざを曲げて踊っていました。
皆がそんな格好だから、不思議に思わなかったのでしょう。
スタイリッシュなタンゴが台無しですね。

３．ショルダー・リード

「肩でリードしなさい」ということで、ウォークの１歩目から右肩を突き出し、２歩目は肩から前進していました。
サイド・リードに呼称が変わったのは、誤解する人が多かったからなのでしょう。

４．ボール・バランスに立て

これは、リバテクに書いてなかったのではないでしょうか。
ただ、タンゴの欄ではなく、ポイズの一般的解説に「両足の前方ボールに立て」とあったので、タンゴも同様だと勘違いしたのでしょう。
フラットに立つということは、「ヒールにも体重を感じながら立つ」ということだとは夢にも思わなかったのでしょう。

５．ホールドでシャープにリードせよ

そんなバカなですよね。
ホールドを振り回して踊る人が絶えませんでした。
シャープさを手の力で出そうとしていたのでしょう。