ダンス掲示板 49503


タンゴのキレ

1:管理人 :

2018/03/08 (Thu) 10:41:43

タンゴは、イメージが先行し、腕や顔をビュンビュン振って踊るものと誤解されているような気がします。
確かに、キレが大事なダンスではありますが、腕を振るのではなく、ボディの向きを変化させるのに腕がボディについていくのであり、顔も(自然にというと語弊がありますが)力を入れて首を振るのではなく、柔らかく次の進行方向に向きを変えることで、見ている人にキレを感じさせるというのが事実だと思います。
タンゴのキレの作り方についてみていきたいと思います。

1.ウォーク
これは、いかにヒール・フラットで踊るかだと思います。一発でフラットに乗るには、片足バランスを熟知していることが大事です。ひざを軽く緩めて、ふらつかないバランスにパンと入ることです。パンというのは、ヒールが着地したら、即座にフラットになるという意味です。柔らかく、かつスピーディに踊りたいですね。

2.リンク
ここで、男性が腕を振りがちです。
また、足を揃えてしまうという間違いが多いような気がします。
女性の顔の回転が一つの見せ場であることは間違いありませんが、きちんと左足に乗ってから顔を次の進行方向に向ければ、自ずとキレが出ると思います。
まず、男性の動きですが、腕は意識せずに、腰で踊るように心がけたいものです。
1歩目、小さくCBMP前進。このとき、軽くCBMをかけており、腰は壁斜めとLODの間くらいに向けています。ここで、腰のひねりの反動を利用するような感じで、一気にCBMを解き、腰を壁に向けて、PPで右足トーを壁斜めに向けて、横少し後ろに引きます。誤解を恐れずに言えば、右足に完全に乗るのではなく、わずかに左足にも体重を残し、左足のボールのインサイド・エッジで床を押します。腰を回し、グッと床を踏みしめるイメージです。
女性は、1歩目で壁斜めに背面していた腰を、ヒールが床に着く前に中央斜めに回転してから、2歩目、左足トーを中央斜めに向けて、PPで横少し後ろです。右足のボールのインサイド・エッジで軽く床を押します。左足に体重が移ってから、素早く顔を進行方向に向けることでキレが演出できると思います。
2:管理人 :

2018/03/08 (Thu) 10:59:32

3.クローズド・プロムナード
これは、男性は、回転無し、女性が、1/4左回転することでキレを感じさせるフィガーです。いわば、女性の踊りです。
男性は、腰を壁に向けたまま、PPでウォークの要領で3歩あるき、4歩目でタンゴ・ポジションに入ります。まっすぐ歩くと言いましたが、実際には、軽い右回転で歩きます。
女性は、腰を中央斜めに向けたまま2歩あるき、3歩目に一気に1/4左回転して、壁斜めに背面します。ここで、顔も進行方向に背面させて、4歩目でタンゴ・ポジションです。この女性の素早い動きと、顔の向きの変化がタンゴのキレを感じさせるのですね。
3:管理人 :

2018/03/08 (Thu) 16:46:34

女性がスクウェアからPPに開いたり、PPからスクウェアに戻ったり、自由に動き回る(踊る)には、男性の右手ホールドが重要な役割を果たしています。
決して、女性は男性の右手ホールドを支点に動いているわけではありませんが、女性の踊るスペースをある程度限定し、それでいて束縛しない空間を男性右手が提供してあげているのです。男性の右手が支えてあげないと女性は安心してキレを表現できないけれども、男性の右手が女性を締め付けすぎるとキレどころではなく、窮屈な踊りしかできなくなってしまいます。
たかが右手、されど右手と言ったところでしょうか。この微妙な力加減が特にタンゴでは重要になってきます。
例を挙げると、アウトサイド・スイブルです。
決して男性の右手が女性を振り回すわけではありませんが、男性の右手が女性の動きをサポートすることで、女性は安心してスパッ、スパッっと、方向転換することができるのです。
この、固めるでもなく、見放すでもない、男性の右手の微妙なホールドが女性のキレを支えているのだと思います。
4:管理人 :

2018/03/08 (Thu) 17:21:11

タンゴ独特のフィガーとして、バック・オープン・プロムナードから、起こして、バック・コントラ、起こして、バックコントラ、起こして、オーバー・スウェイといったアマルガメーションがあります。
タンゴのお約束として、ピクチャー・フィガーを除いて、頭の高さを変えない、スウェイをしないということがあります。
逆に言えば、頭の高さを変えずに、スウェイをせずに、ステップするところにタンゴのキレがあるということです。
このアマルガメーションでいえば、バック・オープン・プロムナードの最終歩で、右足トー・ターン・インで、中央にCBMPで後退します(バック・チェック)。ここから、両肩の高さを変えずに、左足トーを壁斜めに向けて横へ、右足トー・ターン・インで、中央にCBMPで後退、両肩の高さを変えずに、左足トーを壁斜めに向けて横へ、右足トー・ターン・インで、中央にCBMPで後退、と繰り返します。もう一度、両肩の高さを変えずに、左足トーを壁斜めに向けて横へ置いてから、オーバースウェイです。
CBMP、解く、CBMP、解く、CBMP、解く、と1歩1歩あるいてから、最後にオーバースウェイに入ります。
頭の高さが上下したり、両肩が平行を保たなかったりしたら、このアマルガメーションのキレは残念ながら表現できません。
5:管理人 :

2018/03/15 (Thu) 00:42:56

腕は振っていないということを確認してみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=PKon-1O-6m0

https://www.youtube.com/watch?v=54AzQFzbqBk

ミルコのタンゴは、圧巻ですが、英国式とは違いますね。

https://www.youtube.com/watch?v=eZH4ZGMHn8g

アルナスの踊りは、洗練されています。

https://www.youtube.com/watch?v=7avgzPZPA_0

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